プロレスの技と同じく実況のフレーズも受け継がれていくべき
9月20日は一日自宅作業の予定だったが、1週間前の「ふなばしミートフェスタ&ボンバイエ」で会ったYMOメイニア仲間の軍団ひとり選手から「来週、ウチの大会があるのでお時間があったらいらっしゃってください」とお誘いいただいた。“ウチ”とは社会人プロレス・CWP(Come on Wrestling Party)のこと。

社会人としては明らかに必要以上の跳躍力を体得しているひとり。レッグドロップもその場跳びでありながらコーナーポスト最上段の高さを超えていた(たぶん)
CWPは軍団さんつながりで過去に2度、足を運んでいる。1度目は2023年9月16日の新木場1stRING大会。今ではTMDKの一員で新日本プロレスに上がってるハートリー・ジャクソンがゲストプロ選手として出場していた。
2度目は昨年11月1日の新宿FACE大会。普段お世話になっているDDTの関塚峻広報がしれっとレフェリーをやっており衝撃を受けた(社会人プロレスに携わっていたことを聞いていなかったもので)のと、CWPのGMを務めるチャーリー氏の存在を知り、いつかインタビューしたいと思った。

前回、ハートをわしづかみとされたチャーリーGM(真ん中の人)は、この日も選手権試合宣言を流ちょうな口調でおこなった
必ず足を運ぶ!という位置づけではなく、あくまでも縁(えにし)ありきで見にいく対象があってもいいと思う。それが私にとっての社会人プロレスだから、身内の方々や熱心に応援する層の皆さんと比べたら「素人はすっこんでろ、50円やるからそこをどけ」対象でしかない。
何かと重らぬ限りは、こうしたお誘いには絶対乗った方がいい。しかも社会人プロレスは料金あと払いシステムで、特にチケット代も決まっていないから(指定席は固定価格)観戦後の満足度に見合った額を渡せる。
要はカジュアルに楽しむコンテンツとして最適なのだ。プロの興行となるとそれは取材者の立場となり、客席に座って堪能することなど許されまい。でも社会人プロレスは、あくまで観戦行為として見られる。

2008年5月6日に開催された「マッスルハウス6」の「ザ・フラワーロード・オブ・レッドカーペット」で、有象無象枠として出場した学プロレスラーのクズ・ハヤシ、テント・ハリゾー、軍団ひとりらが今もCWPでプレーし、また金的桜ヶ丘、セック鈴木、BIMAはその後プロに進んだ今成夢人、翔太、高尾蒼馬だ。今思えば、あの中には紅白歌合戦8年連続歌謡グループ・純烈リーダーの酒井一圭もいた。
そんなこともあったので、まあ馴染みはあるのだが、学プロにしても社会人プロレスにして自分の嗜好からしても面白くなるのは当たり前だと思っている。それを前提とした上で一番のお目当は何かというと、場内実況解説だ。
実況を現場で聞かせるスタイルは、プロよりもむしろアマチュアの方が先駆者。それをマッスル坂井が「マッスル」で採り入れたことから、プロの選手が出場するイベントプロレスなどでも実施されるようになった。
曲がりなりにも対価を得て従事している私なんぞより、アマの皆さんの方が先人であり、その筋のスペシャリストに当たる。だからこそ、こちらは学ばせていただく立場であって当然なのだ。
まあ、ハッキリ言うとワードセンスを学ぶという名のパクり目当て。これは自分も使いたい!と思ったフレーズを、スマホのメモに記述していく。
ただし、使用する場合は必ず出典を明らかにする。数ヵ月前のGLEAT YouTube生配信のコメンタリー実況で、ヴァンベール・ジャックのものすごく回転しまくる技を表現したさい、11月の大会で聞いた「プロレスリング中島みゆき」を使った時も、その日のうちにXで自白。

私は通じるけどね🤣
ジャック選手は三度の飯より側転🤸♀️が好きらしいです🤣
鈴木健さんの解説が面白すぎるwww
#yaroutxt
#GLEAT
それほどCWPの場内実況解説はワードセンスが卓越している。軍団さんに聞いたところ、皆さんけっこうアドリブでひねり出すらしい。
こういうものは、あらかじめ用意した言葉だと得てして面白く感じられない。私も普段はそうしているが、プロレスの技が受け継がれるようにフレーズもいいモノは継承された方がいい。だからそれがアマであろうとプロであろうと、使うことで一人でも多くに伝わるべきだと私は思うのだ。
などと、さも高尚なことを言いつつその実パクるのをごまかしているだけなのだが。それでは、本日の収穫をここに記す。