支援する側の「そうせずにはいられない」という動機
9月27日は闘道館にて現在欠場中にある佐藤光留選手の支援イベント。おかげさまで7年目に入っている「鈴木健.txt対決シリーズ」で里村明衣子、新崎人生に次ぐ史上3位となる動員となった。
ただし、お集まりいただいた皆様の顔ぶれを見ると光留選手いわく「ほぼほぼいつもの顔」と、会員制サロンのような状況に。逆に言うと、普段から応援してくださっている皆様がちゃんと集まるところに佐藤光留というプロレスラーの信用度が伺えた。

毎回思うのだが、このようなトークライブに集まる方々は、その選手のことがとても好きで、よく知る層が多い。つまり、どう考えても私なんぞより詳しい魔人な皆さんが集まるわけで、そうした中で質問するのはけっこうプレッシャーだ。
お金を払って見に来ていただく以上、なんらかの収穫を持ち帰っていただかなければならない。かといって、中にはそれほど詳しくないがこれを機により選手のことが知りたいという方もいるから、そのさじ加減が難しい。
特に光留選手の場合は24時間自己発信を続けるプロレスラーであり、それらをちゃんと押さえたスペシャリストが持つ情報量に太刀打ちできる私ではない。プロレスマスコミはなんでも知っているようで、少なくとも鈴木健.txt個人は圧倒的にファンの皆さんより劣るのを自覚している。
だから、ニコプロの頃もコメンタリー実況をするさい知らない技が出ると「今のはなんていう名前か教えてください」と、コメント機能を通じ聞いていた。己が無知であることを前提にした方が楽だし、その上で学べば知識として蓄積されていく。
結局は、自分が知りたいことを訊けば自然とバランスがとれるものと判断し続けてきたわけだが、今回は佐藤光留マエストロ…ひかるんの言葉を借りれば「下水道の民」が大勢を占めたシチュエーション。何を振っても「えっ、それ今訊くの?」「そんなのも知らないのかよプ」と思われているのではという圧が、過去最高に凄まじかった(勝手に思っただけですが)。
とはいえ、光留選手のトーク自体は何回聞いても面白いので場はちゃんと盛り上がっている。いったい何割ぐらいが初出の話だったのかはわからずとも、なんだかんだで3時間半があっという間に感じたとあれば、イベントとしてはよかったのだろう。

そもそも今回は支援イベントなので、内容の満足度以前に多くの方々にお集まりいただき、光留選手のためにお力添えいただくことが何よりもの目的だった。現在、頚髄損傷とその後に併発した小脳梗塞で欠場を続ける中、現実的なサポートとして少しでも多くの額をお渡しできるよう告知を続けた。