昨日のtheLetterを“週プロ換算”した結果

ちがさき、新根室、愛プロレス博…業界的マジョリティーではない方がテキスト量も多くなる
鈴木健.txt 2026.11.03
誰でも

このtheLetterには編集画面に書いた文字数が表示される。昨日の愛プロレス博20周年記念大会のテキストは8532文字。101通目にして最多となった。

紙媒体だと文字数に限りがあったり、レイアウト的に何行で書くか決められていたりする。それに対しウェブはある程度まで無制限。個人ブログやこのtheLetterも、かなりの量が許容されている。

商用文章は「○文字で書いてください」とオーダーが来るように、決められた量でまとめる作業を要す。それはそれで編集スキルがつくから、ライターとして必要な経験だ。週刊プロレス時代も、自分の担当する試合が2ページとなったら、その範囲で載せる写真の点数を考え、本文もどれぐらい書くかを決めていた。

基本、週プロは見開き2ページだと下1段×2ページの本文を流す。1段が16文字×42行だから、2ページだと84行。つまり1344文字がMAXだ。

それは改行の行頭1文字空きなどのスペース分も含まれる。たとえば1行が「だった。」で終わり改行される場合は、4文字のあとの残り12文字分のスペースも“書いた”とみなし、文字数が消費される。

どんなに伝えたいことがあっても、16W×84L以上は書けない。それに比べるとウェブはいくらでもテキストを流せる。結果、昨日のtheLetterは8532文字にいたった。

加えて愛プロ博リポートは、ドラマティック・ドリーム・テキスト始まって以来最多の83点(サムネを含む)をアップした。見出しをつけて写真を掲載し、現地で見た試合内容や雰囲気、選手のコメントを文章化する…これって、やっていることは週プロ時代とまったく変わらない。

つまり私は“週プロごっこ”をやったことになる。飯伏幸太がプロレスラーになってからもプロレスごっこをやっていたのと同じだ。

そこで、昨日のリポートを週プロに換算すると何ページぐらいのリポートになるのか。まず、文章は8532÷16で行数が算出される。結果533.25行。1ページは42行だから12ページとちょっと…全部入れるには13ページか。

この範囲で83点分の写真に大小をつけて載せ、ページごとのキャッチを加えるとまんま週プロのグラビア記事になる。見開き以上…つまりは3ページ以上のリポートは、本文が入っていない写真のみの「扉」から始まるので、合計14ページ(本文を流さず、そのスペースを使って写真をより多く入れたり大きく見せたりすると、もっと増える)。

名古屋のプロレスを愛する皆様、そして選手&スタッフ及び関係者の皆様、昨日のtheLetterはそれほどのヴォリューミーな試合リポートだったわけです(ごっこだけど)。全文閲覧は登録が必要とはいえ、これを無料で見られるのだよ。

ただいかんせん私、鈴木健.txt個人の媒体力はタカが知れている。だからこそ、愛プロレス博に携わった皆様、当日試合を観戦し感じるものがあった皆様の手によって拡散していただきたいわけです。

有料記事ではないので、どんなに増えたところで利益は生じません。そこにあるのは、自分が見て、感じたことを一人でも多くの方々に伝えたいという思いのみです。

ごっこであろうが、名のあるライターが書いたわけでない記事であろうが、皆さんがあの日に見た情景が広く伝わるのは、皆さんにとっても望むことのはずです。お力添えを、よろしくお願い申し上げます。

それにしても、愛プロのリポートが最多文字数になったか。過去の記事を見ると、ちがさきプロレスや新根室プロレスと、いずれもローカル団体について書いた時がテキスト量も増えるんですよね。

もっと言うなら、いずれもプロレス業界のマジョリティーではない。そこにあるのは、そういったものからかけ離れながらも現場に集まった観客を確実に楽しませ、心に残るものを形にしたという事実。

テキスト量が、自分の中で発露した熱量になるのかな。毎回、この団体だから長文で書こうとは決めておりません。出力してみた結果、そうなっているのです。

つまりはちがさきも新根室も愛プロも、そうさせるだけの内容を提示したということ。あとは、いずれもいわゆるプロレス媒体が入っていなかったので、一応その中にいる人間として見ていない人にも伝えなければといった使命感のようなものがあるのかもしれません。

どこかの媒体から仕事として請け負い、原稿料をいただいて書いているのではない。その分、自由に書けるけれど、ならば名古屋より戻ってきて5時間ぐらいかけ夜通しで書かずとも、サクっと終わらせてもいいはずなのに、そうはならない性分なんだなと思います。

丸藤正道選手の姿勢、大舘裕太選手のひたむきさ、石田慎也と清水祐両選手からにじみ出ていた名古屋のプロレスに対するこだわり…ああ、あれを見ちゃったら、眠かろうが一銭にもならなかろうが、長文を書いちゃうよ。

そして後日、ニコニコプロレスチャンネルの「マンスリーニコプロ」で、今度は喋りでリポートできる。たとえミニマムな形であっても、その意味で自分は恵まれている。出力できる場があるのですから。

さて、愛プロ博リポートの中から扉写真を選ぶなら何にするか。サムネ画像は横と決まっているので、大舘vs丸藤戦のキービジュアルがヴィジョンに映る向こうへテレビ塔が写り込んだカットにしました。

でも、週プロの形態だと縦写真が望ましい。これにしたと思います。

そして、もしも愛プロが表紙になったら…AIを使ってシミュレーションしました。ここは親バカっぷりをいかんなく発揮し、スポルティーバ出身のふうさんをイメージキャラクターに起用しよう。

これにより選手たちから抗議が殺到し、週プロごっこ誌は即廃刊スペシャルを迎えるわけです。でも本当に、鶴舞の歩道橋下へうずくまっていたところを斉藤会長をはじめとするスポルティーバのスタッフの皆さんによって保護された彼女にも、見せたい大会でした。

スポルティーバの先輩にあたる岩本煌史選手と

スポルティーバの先輩にあたる岩本煌史選手と

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