ふれあいクーポンでふれあう前に…_| ̄|○

「羽衣湯」が75年の歴史に幕…最後の日は新宿FACEと同じだった
鈴木健.txt 2026.11.06
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9月13日のtheLetterで「ふれあいクーポン」の話を書いた。60歳になったことで月4回、銭湯を無料で利用できるというアレである。

それを喜んだばかりか、自宅からもっとも近い銭湯が隣の渋谷区にもかかわらず人生の先輩たちの行動力によってクーポン+100円で入れることを、ドヤ顔で綴ったわりには忙しさにかまけて発行の手続きを済ませていなかった。そうこうしているうちに、衝撃の事実が…。

その銭湯である「羽衣湯」が、9月30日をもって営業を終了していた_| ̄|○ していた…って、事前に知らなかったのかよ。おまえ、どんだけニワカなんだ!というツッコミがヤブサメのように襲いくる感覚だ。

東京銭湯マップより(以下同)

東京銭湯マップより(以下同)

なんでも機械設備の老朽化で継続が困難になったとのこと。羽衣湯は昭和25年(1950年)に営業をはじめ、76年も続いた老舗中の老舗(これもあとで調べてわかった付け焼刃)。露天風呂もあり、窓を開けると遠巻きに新宿の高層ビルを望めるなど、大変満足度の高い施設だった。

休憩スペースには豊富な漫画が並び、いったい何回同じのを見てんだと思いつつ、第1巻から『美味しんぼ』を読み直したり、汗をかきながらコーヒー牛乳とフルーツ牛乳の両方を大人飲みしたり…と、私にとっては時間が経つのを忘れてラックリできる(長州力語録)無二の空間だった。

ここは日ごとに男湯と女湯をチェンジする。それでよく、入浴料を払ったあと無意識にこっちだったよなと歩を進めると「そっちは今日、女湯よ!」おばちゃんに止められた。私が「うわっ!? あっぶなかったー!」と露骨に慌てると「そんなに慌てなくたっていいのよー」と寛大だった。

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