25年間演劇を続ける純烈の・ようなもの
8月27日は夜より下北沢の「劇」小劇場へ。駅から北沢タウンホールへいく途中にあるこの会場には何度となく足を運んでおり、2階に桟敷があるため搬入口のシャッターが建物の上にあることが先日、テレビで紹介されたのを見たばかり。
思えば“ザンスーさん”こと、ナオミ・スーザンさんとの付き合いは長い。90年代後半に突じょ、DDTの登場人物として現れ女性マネジャーとして定着し、ポイズン澤田JULIE率いる蛇界転生では蛇柄のコスチュームに身を包んで沢田研二を踊っていた。
かと思えばDDTの別ブランドとして起ち上げられたユニオンプロレスでは代表を務め、活動休止後はそれほど深くプロレス業界に携わらなくなったもののその間、ずっと芝居を続けており何度となく観劇させていただいてる。それを思うと、気づかぬうちに藤木蜜という女優さん(ザンスーさんの役者としての名前)を長く見てきたことになる。
藤木蜜、今林久弥、そして渡辺哲と「この人が出演しているから見にいく」となる対象は、考えてみればすべてがプロレスつながり。ジャンルの派生というやつです。そんなわけで8月に入り、ザンスーさんより「舞台に出るのでお知らせ送らせてください」のLINEあり。そこには、このように書かれていた。
あらすじというか秘密兵器さんの舞台は少し変わっていて、まずは3本のコントから始まりその後お芝居が始まります。3本のコントは一見全く関係の見えないお笑い、しかしこれが後々本編につながっていくのです。全てが繋がった時のその何とも言えない滋味をどうぞ皆さま味わいにいらして下さい。そして私人生初コントに挑戦します!やっててかなり楽しいです!合計4本のコントの内3つをやり、その後に本編舞台が始まります。なので一本だけ見れないコントがありますが、本編の内容は問題なく観れます!
正直、このあたりの説明をすっ飛ばしてチケットを押さえてしまった。せっかくいただいたインフォメーションを頭に入れることなく、つまりはなんの予備知識も持たずに「エンターテインメント風集団 秘密兵器~25周年記念公演からMISSION IN POSITIVE 32th Attack『どんでん-私、反省期-』」を見た。
ザンスーさんは、25周年を迎える劇団(厳密には集団)に客演するのか。25年ということは、自分がフリーになってヨーロッパ企画、柿喰う客、悪い芝居、範宙遊泳、温泉きのこなどの公演に足を運びまくり、今はなき『シアターガイド』誌に短期連載を書いていた頃は絶賛活動中か。にもかかわらず引っかからなかったのが、まことにもって痛恨…それが、観劇を終えた直後の思いだった。
前述したザンスーさんのインフォメーションが頭に入っていないものだから、コントはあくまでも余興的に本編が終わったあとと勝手に思っていた。むしろ、今回に関しては本人より「私、コントやるよ」と来たとあれば、そちらの方を楽しみに来たほどだった。
なので、全キャストによるオープニングの組み体操からさっそくコントへ突入したため「あれっ!?」となる。藤木蜜が登場するコントは2本目。以下、ネタバレになるのでご注意ください。

