踊る祭りの先に見入る祭り
9月18日、GLEATのBASEMENT MONSTAR大会へ向かうべく、自宅の駐輪場へ向かう。だがそこに、目にもまぶしいオレンジ色のボディーを誇る我が流星号(名称はウルトラマンロビンさんが日夜名古屋の街の平和を守るため、あるいは東京へ遠征するさいに乗ってくるとされる自転車…いや、光の国の乗り物名から拝借)が…ない!? ない!!
うわー、これは盗まれたか。瞬時にして防犯登録はしてあるとか、管理人さんに防犯カメラを見せてもらわなければなどと頭の中をめぐらせながら、時間がなかったのでとりあえずは徒歩で最寄り駅に。
で、先に結論を書くと盗難にあったわけではなく、駅近くの有料駐輪場へ3日にわたり入れっ放しジャーマンだったことが発覚。王子からの帰り、もしやと思いいつも置いてあるところへ寄ってみると、何食わぬ顔をした流星号が私をあざ笑っていた。
最後に自転車へ乗った16日は、目的地から戻る時間帯に雨が本格的に降ってきていた。それで来る時はフツーに歩いてきたと思い込み、当然帰りは傘をさして徒歩帰宅。そこになんの違和感を持つことなく2日分の時が流れた。
いやー、忘れん坊さんにもほどがあるでしょ。でも、雨が降り出すと自転車に乗ってきたことが本当に記憶から削除されてしまうんですよ。私はこれをレインメーカーならぬレインメークドラマと呼んでいる(今、思いついた)。
ましてやここ数日は雨が続き、13日のDDT後楽園→ふなばしミートフェスタにいった日が自転車に乗った最後だとばかり思い込んでいた。いや、本当に思い込みはよくない。そんなだから『巨人の星』の主題歌に出てくるグラウンド整備で使う聖地ローラーのことを「重いコンダラ」と勘違いしてしまうのだ。
とりあえず流星号が流星の彼方にいっていなくてよかったと胸を撫で下ろしたのも束の間、これって駐輪代はどんだけいっているんだろう。恐る恐る精算ボタンを押すと…あれ? 思ったよりも課金されていなかった。
あたしゃ2000円以上は確実にいっていると覚悟していた。2日と7時間33分放置すると、これぐらいの額になるという社会実験でした。

さて、そんな不測の事態をはさみつつのGLEAT王子大会。新たなる試みとして8月21日より毎週金曜日に開催してきた「GLEAT Underground Pro Wrestling 1stシーズン」も最終夜を迎えた。小さい会場とはいえ、5夜連続完売を達成。「満員になったところで、このキャパじゃ…」ではなく、それを確実に埋めることで次につなげる。その目的は達せたと言っていい。
まだ弱小団体たっだ頃のDDTも、渋谷club ATOMで毎週水曜日に「NON-FIX」という定期戦を開催していた。あの会場もそれほどたくさん入る作りではなかったが、そこでしか発生しない至近距離観戦ならではの磁場があった。
5大会中4大会にお邪魔したが、あの頃のclub ATOMへ熱心に足を運んでいたオーディエンスの楽しみ買ったと似た感覚を覚えた。GLEATは今後も11月6日から12月11日にかけてフライデーナイトに王子で5大会を開催する。新宿FACE閉館は言うまでもなく大きな痛手ではあるが、これを継続し定着させればGLEATでしか描けぬ違った世界観を形にできるはず。


第3試合で躍動感あふれるムーブを披露するヴァンベール・ジャック

前回、TheSick入りを果たしたジュンジェがコスチュームを一新し、いい感じの雰囲気が出ていた。ドリュー・マッキンタイアみたい