馬場さんが黄門様になりたくてほっかむりを被って現れた話
8月15日、本日よりローソン、ミニストップ、HMV全店にて無料配布されるフリーペーパー『月刊ローチケ/月刊HMV&BOOKS』No.230にて、アカペラグループ・INSPiが 6月28日に六本木のGT LIVE TOKYOで開催した夏ツアーのライブリポートを執筆。締切の都合で1ヵ月以上時間を置いての掲載となったが無事、世に出てほっとした。

これまでリーダーの杉田篤史さんをはじめとするメンバーの皆様のインタビュー記事は何度も書いているが、ライブリポートは今回が初であり、それはINSPiの活動を見続けてきた中でいつか実現させたい形でもあった。アカペラという、楽器を使わず声のみによって成り立たせるスタイルだからこそ、音楽の根源的な部分と人間同士がハモることの大切さを表現しており、そこに共感させられてきた。
インタビューの時も、表現者として大切なことを語っていただけるので全文載せたくなりながら、文字数が決まっているため7割ぐらいを削らざるを得ないのが毎回もどかしく感じる。今回のライブリポートに関しても、現場で感じたことの一部しか触れられなかったが、それでもINSPiとはどんなアーティストなのか、そのアテテュードが伝わるものにはなったと思われる。
無料入手できるので、ぜひお手にとっていただきたい。ちなみにリポートの締めは「生きる上で忘れかけたものともう一度出逢う場を欲している方は、INSPiの声に触れて、ハモってみていただきたい」と書きました。

人のぬくもりを感じさせる音楽性が魅力のINSPiの皆さん。6人のハーモニーが生み出すヒューマングルーヴが心地よい
さて、この日は北沢タウンホールにて開催される天龍プロジェクト「グリーンハートチャリティフェス2026」へ。第1部がトークショー、撮影会などのイベントで、第2部がプロレスの試合という構成。私は第1部で天龍源一郎、川田利明、小橋建太のレジェンドお三方によるトークショーのMCを、第2部では大会生配信のコメンタリー実況を務めた。
お三方のうち2人によるトークショーは過去にもあったが、小橋さんいわく「この3人でやるのは初めて」とのこと。小橋さんが全日本プロレスへ入門した1987年から、天龍さんがSWSへ移籍した1990年までの時代をリアルタイムで見ていたファンにとっては、お三方が横一列に並んで語り合うシーンは夢のような光景となる。

写真は日本移植支援協会・高橋和子理事長(左から2人目)を交えたトークコーナーより
天龍さんも濃い関係にある2人と語り合えるのが嬉しかったようで「この3人が並ぶのを見て、今頃(馬場)元子さんが怒っているよ。本当は自分がやりたかったって」と、場を和ませる。小橋さんが新弟子として入った頃にちょうど天龍革命が始まり、川田さんが天龍同盟へ合流。当時は団体の主力を務める2人を、小橋さんがリング下から見つめていた時代だった。